植栽可能地域植栽適正地域


シンボルマーク

基本分類 耐陰性 鑑賞花木 開花季節
紅葉 カラーリーフ系 鑑賞果実 飲食用
原産地 雌雄異株 耐潮性 その他の特徴

特性による区分

  • 開花期:*
  • 成長性:△
  • 耐寒性:△
  • 耐陰性:×
  • 耐潮性:×
  • 耐湿性:△

用途による区分

  • 公園樹:×
  • 街路樹:×
  • 記念植樹用樹木:×
  • シンボルツリー:×
  • 庭園背景樹:×
  • 生垣、目隠し:△
  • ボーダー:○
  • 根締め:×
  • その他:*

イヌコリヤナギ「ハクロニシキ」

*

Salix integra 'Hakuro-nishiki'

サリクス インテグラ「ハクロニシキ」

12345

分類

ヤナギ科、ヤナギ属

原産地

日本、朝鮮半島など(ただし基本種のイヌコリヤナギ)

標準区分

落葉性、低木性、広葉樹

特徴・性質

 イヌコリヤナギは日本各地の野山や湿地で普通に見られる低木性のヤナギですが、「白露錦」はこれの園芸品種です。どこでいつごろ作出されたものかはわかりませんが、観葉を目的とした樹木のなかでも際だった特徴を持っています。新芽が膨らむ春はごく普通の緑ですが、枝が伸び次々と展開してくる葉には淡いクリーム色の斑が入ってきます。日増しに新しい葉ほどその度合いが強まり、六月後半になると名前に相応しく全体が白っぽくなり、さらには淡い桃色ないしサーモンピンクを帯びた葉が現れます。

ハクロニシキ全景美しいハクロニシキの葉

 本園では16年ほど前から栽培していますが、放置しておくと樹高は2m以上になりますので余り大きくしたくない場合は剪定は欠かせません。また根は粗いので大きくなってからの移植は慎重に行って下さい。寒さには強く、特に病害虫の発生はみられませんが、夏の暑さや強い日差しの影響で、白っぽい葉が変色することがあります。

栽培方法

 植え付ける場所は極端な日陰を除き他の植物が育つ環境であれば十分で、特別な管理は必要なく、小枝程度であればいつ剪定しても構いません。ただしスタンダード仕立ての場合はひこばえの除去、積雪による折損を防ぐための冬囲いは必須となります。
 最近、園芸店ではポット苗やスタンダード仕立ての鉢物として販売されていますが、自分で枝を誘引したり剪定して好みの形に作っていくこともできます。

補足説明

 初夏の頃、白い花が咲いたように存在感を増す本種は俗に「五色ヤナギ」とも呼ばれます。
「白露」とは、太陽の動きに合わせて一年を24にわけた中国古来の二十四節気のひとつで、各節気の間隔は一定ではないこと、黄河流域の気候に合わせてつけられているので日本の季節とは必ずしも一致せず、陰暦8月の節、陽暦の9月8日か9日ころに相当しています。本格的な秋を迎え、野山の草には露が宿るようになりますが、「陰気ようやく重なり、露凝って白し」ということから名付 けられたそうです。