植栽可能地域植栽適正地域


シンボルマーク

基本分類 耐陰性 鑑賞花木 開花季節
紅葉 カラーリーフ系 鑑賞果実 飲食用
道内自生種 原産地 耐潮性 その他の特徴

特性による区分

  • 開花期:*月
  • 成長性:×
  • 耐寒性:○
  • 耐陰性:×
  • 耐潮性:○
  • 耐湿性:△

用途による区分

  • 公園樹:×
  • 街路樹:×
  • 記念植樹用樹木:×
  • シンボルツリー:×
  • 庭園背景樹:×
  • 生垣、目隠し:△
  • ボーダー:○
  • 根締め:○
  • その他:*

キンロバイ

*

Potentilla fruticosa spp.

ポテンチラ フルチコーサ

12345

分類

バラ科、キジムシロ属(ポテンティラ属)

原産地

基本種のキンロバイは、北海道から、本州北部の標高の高い場所に自生しています。ほかに、千島、サハリン、中国、ヒマラヤ、北アメリカにも分布しています。変種の白花種ギンロバイは、本州、四国、中国に自生して、キンロバイとギンロバイは、互いに混生することがないようです。

標準区分

落葉性、低木性、広葉樹

特徴・性質

 キジムシロ属は世界に約500種もあるのですが、ほとんどが多年草で、そのわずかな木本性の1種がこのキンロバイです。この属はとても交雑しやすく非常に分類がむずかしいようで、キンロバイをPentaphylloides属とする方もおります。日本の野生種は黄色と白が基本ですが、園芸品種では、赤系やピンク系など非常にバラエティーに富む花色を見せてくれます。性質は非常に強健で、耐寒性を含めほとんどの耐性に優れるので、あまり環境のよくない場所への植裁も、かなり積極的に用いられます。
 多花性で、開花期間が長く、観賞価値もあり、夏に咲く低木として見逃せません。漢字では「金露梅」と書かれ、花が黄色く、梅の花びらような形に似るところから名付けられました。成長が速く、強剪定にも耐えるので、グラウンドカバーとしても最適です。露地ものの移植は落葉期間以外では弱る傾向にあるので、生育期間中はポット苗の利用が望まれます。真夏の時期は、暑さのため開花は休みます。

園芸品種、変種

ここでは、キンロバイの種名(Potentilla)を(P.)と省略しています。

園芸品種1
キンロバイ「ジャックマンズ・バラエティー」(Potentilla fruticosa 'Jackman's Variety')

立性となる樹形で最終樹高は1mです。花は直径3.5-4cmの大きさでゴールデンイエローです。


園芸品種2
キンロバイ「キャサリン・ダイクス」(P. f. 'Katherine Dykes')

 横に広がる樹形で最終樹高は1.2m、横1m位です。葉の色はグレイグリーン、花は直径3cmで色はプリムローズイエローです。


変種
ギンロバイ・ビッチー(Potentilla fruticosa var. veitchii)

 立性となる樹形で最終樹高は1.2m位になります。花は直径2.5cmで白色で、園芸品種ではなくキンロバイの変種です。


園芸品種3
ギンロバイ「マウント・エベレスト」(Potentilla fruticosa 'Mount Evelest')

 立性となる樹形ですが、枝先がやや広がります。葉はやや黄色みを帯びた緑色です。花は白で直径3-3.5cmです。


園芸品種4
キンロバイ「ピンククィーン」(Potentilla fruticosa 'Pink Queen')

 横に広がり、背丈は余り高くなりません。花は桜色〜淡桃色で、暑さで色がやや色あせることがあります。


園芸品種5
キンロバイ「レッドエース」(Potentilla fruticosa 'Red Ace')

 横に広がる樹形で、高さ60cm横1m位になります。花は鮮やかな紅色で、花弁の裏は黄色みを帯びます。暑さで紅色がやや色あせることがあり、本州などの暖地では色がかなり黄色み帯びます。