スライド映写会と写真ギャラリー鑑賞

 空腹を満たしてから、伊藤さんのお宅で先生が用意したスライド映写会となりました。さすが外は真っ暗。既に映写機は用意されており、イギリスのチェルシーショウを皮切りに順次説明されました。単に花だけでなく野菜なども品良くディスプレーされていたことに一同反省を込めて賞賛の声。日本人にはこうした「こだわり」が乏しい人種だと思わざるを得ない内容でしたね。今のガーデニングにもいえることかもしれません。
 営利のため品種集めに奔走する園芸業者とコレクター的園芸家がプロであるかのような錯覚をしている過熱気味の日本ですが多いに反省すべきでしょう。いくつかのジャンル分けをして映し出された先生のスライドには様々なメッセージがあったと思いますが皆さんいかがだったでしょうか。

 この後、伊藤さん(梅木さんのお母さん)が撮影した風景のスライドもよかったですね。絶妙なアングルは大変参考になりました。お年を感じさせないフレッシュでバイタリティー溢れる作品に皆さんから絶賛の声。そして別室の写真ギャラリーも素晴らしかったですね。文部大臣賞を受けられた作品もの前でしばらく魅入っている皆さんでした。



スライド映写会の様子




スライドの中のひとコマ_ティディペアのトピアリーは単にリアルだけでなくストーリーがありました。
また気球をあしらった花の集合体には隠された高度な技術が・・・札幌の大通公園にもこうした作品が欲しいですね




花びらをあしらった伊藤さんのスライドのタイトル



伊藤さんの写真ギャラリーを鑑賞する江尻先生(右)


 今日の参加者の皆さんはそれぞれに感動と収穫があったと聞いております。すべてのプログラムが終了したのは夜の10時過ぎ。最後になりましたが、朝早くからおつき合いいただいた江尻先生と梅木さん、コテージガーデンの皆さんには深く感謝いたします。

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