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二十間道路のサクラ

ゴールデンウィークが見ごろ(静内町)

 

立派な看板が目印
(静内町役場付近を通る道道71号線を4kmほど北上すると見えてきます)

 昭和61年、旧建設省の日本の道百選に指定され、すっかり有名になった静内町郊外の「二十間道路桜並木」はいま三分咲きといったところ。この道路は、明治36年(1903年)今の農林水産省の家畜改良センター新冠牧場がまだ宮内庁所管の御料牧場当時、ここを視察する皇族のための行啓道路として造られたそうです。二十間の名に相応しく幅が36m(尺貫法で20間)、距離が8kmという北海道ならではのスケールで、本州など道外からの観光客のみならず道内の人も圧倒される規模でしょう。
 現在のように苗畑での生産がほとんどなかったため、職員が山から少しずつ苗木を取ってきて移植し、三年の歳月をかけて桜並木を造ったそうです。
 今年はおそらくゴールデンウィークの最中に満開になると思われます。ちなみに昨年は5月12日満開となったそうです。(2002年4月25日撮影)




 
三分咲きのエゾヤマザクラと並木

 サクラの木下で花見をかねた宴会をしたり、自動車で根元を踏み固めたりして木が衰弱してきたため、現在は車は勿論のこと樹下は立入禁止となっています。したがって道路の南端(静内市街地側)の駐車場に車を止めて徒歩で見学することになっています。また、道路は混雑が予想されるため、駐停車禁止ですので注意して下さい。
 末永くここのサクラを楽しむためには訪れる人々がこうしたマナーを守っていかなければならないでしょう。


 ところで、最近の報道で知ったのですが、地元とのトラブルがあり、桜並木外周分と民地との境界付近に溝が掘られてしまいました。事の是非は別として、ところどころ根が切断されており(写真下の赤丸部分)、痛々しい姿をさらけ出しています。素人の目からすると溝はさほど深くないので影響は小さく、むしろ水はけがよくなったのではとも考えられますがいかがでしょう。いずれにしても老木となった幹が苔生していてこれから先どうなるのか心配されます。一刻も早く解決し根本的な延命対策がとれるよう望むところです。

 

 
境界線に掘られた溝とサクラ並木の老木

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有限会社 川原花木園