救われたポプラ

岩見沢小学校のシンボルツリー(2002年9月13日)

 剪切り詰められてからほぼ一年を経過した岩見沢小学校のポプラは、新しい枝が伸び少しあおくなってきました。

 

切り詰められたポプラ

ポプラの梢もやっとあおくなった。幹周りはさすがにすごい

 

岩見沢小学校のシンボルツリー(2005年6月7日)

  先日、テレビのニュースで「北大のポプラ復活の兆し」と題し、昨年台風で大きな損害を被ったポプラから若葉が出てきた様子を伝えた。関係者は10~20年後に回復すると話しているそうだ。とにかくそうなることを祈るばかりだが、ちょっと気になることがある。処置した翌年はポプラ自体に残されていた体力で芽吹きしたのであって、バランスの崩れた地上部と根の関係が回復するかどうかは楽観できないと思う。2004年夏に倒壊して根が切断された北大のポプラと2001年夏に強剪定された岩見沢小学校のポプラとは同一視できないが、「先輩格」である小学校のポプラの様子を観察した。

 一昨年まで強剪定した翌年に伸長した枝が今年になって相当枯れていることである。原因は定かでないが梢に近い部分と南西側はほぼ全滅状態。梢は翌年勢いよく伸びたにもかかわらず徐々に弱っていった。南西側の傷みは昨年の台風の影響があるのだろうか。いすれにしても徐々に衰弱している。このままでは、南西側から幹の腐朽が進み、近い将来除伐しなければならない事態が予想される。

 

南西側半分の徒長枝が枯れている

 

剪定された翌年夏、みどりが回復した梢も今年は枯れている

 北大のポプラは、テレビ報道のように「回復」というにはほど遠い状況で、根鉢が異常に小さいためバランスよく成育するまでに様々な問題がありそうだ。一般の視聴者に対し今回の報道内容は過剰な期待感を持たせたのではと思う。

 

強剪定直後(2001年)の様子はこちら