緑化樹の需給難易度

統計に用いたデ−タと仮説によるデ−タの解析方法

(イ)利用するデ−タの出典
(a)[DATA 1]・・・・ 需要量:「緑化樹木使用実績と需要計画」(北海道林務部:平成3年度版)
(b)[DATA 2]・・・・ 供給量:「緑化樹木在庫一覧表」(北海道緑生会:平成3年度後期版)
(ロ)デ−タの種類
 これらデ−タのなかから、共通性のある樹種(規格別)を37種類選択した。

対象樹種

  注)規格の詳細については、表1−1参照のこと。
(ハ)需給についての仮説と証明
 図1−1に示したとおり、需要量からみると、官公需で使用する樹木全体のなかの任意の樹種Kが占める割合つまり需要比率(A0/C0)は、民需を含めた需要総量に対する樹種Kの需要比率 (A/C)と同じである。供給量からみると、緑生会における樹種Kが占める割合つまり供給比率 (B0/D0)は、他の生産者を含めた供給総量に対する樹種Kの供給比率 (B/D)と同じである。(1)
 よって樹種別の供給難易を知るために、各樹種の需要総量(A) 、供給総量(B) より求めた供給率(B/A)[前述の供給比率とは別] のかわりに、[DATA 1]の計画需要量(A0)と[DATA 2]の供給量(B0)から求めた供給率(B0/A0) を用いてよい。ただしこの二つの供給率の値は同じにならないので(2)、樹種間の比較などに利用する。
 需給の比率
A :需要総量(C) に占める樹種Kの数量
A0:官公需の需要量(C0)に占める樹種Kの数量 [DATA 1]
A1:民需などの需要量(C1)に占める樹種Kの数量
B :供給総量(D) に占める樹種Kの数量
B0:緑生会による供給量(D0)に占める樹種Kの数量 [DATA 2]
B1:他の生産者などによる供給量(D1)に占める樹種Kの数量
A/C,A0/C0 ,A0/C0 :各需要先における樹種Kの需要比率
B/D,B0/D0 ,B0/D0 :各供給先における樹種Kの供給比率
図1−1 需要、供給における数量と比率との関係
なお、表1−1、図1−2には、需要と供給率の関係を示した。