ケンポナシ(2002.8.14〜19)

(前略)北星学園の中庭で、これまで見たことのない木を見つけてしまいました。 (中略) 木の状態は植栽後4,5年経っており、シュロ縄が食い込んで上半分は枯死寸前。 このため葉が丸まって変形しており、ミズキのような花が付いていました。2枚目の写真は結束より下から吹いている徒長枝ですが、 葉はあまり変形していません。(後略)

ケンポナシケンポナシケンポナシの葉

幹の首吊り状態で葉が丸まっている(左)幹の下部から徒長した枝(中)剪定した枝より花を確認(右)

(以上、笠さんからのメールと画像です)


 百合が原公園の荒川氏よりメールいただきました。 MLに載せておきます。図鑑を見ると確かに・・・・ でも何でこんな木があそこに植えられているのだろうか?

 おはようございます. 掲示板拝読.不明木の件.葉脈に特徴あり、この葉脈で追って、ケンポナシ(Hovenia dulcis Thunb.)、ケケンポナシ(H.trichocarea Chun et Tsiang)にたどり着いたがいかがか. ケンポナシの実物を見たことがないので、自信はない.土曜日に再度確認してきます。

(以上、笠さんからのメールです)


 少しは糸口が見えてきたでしょうか。現在まで、ほかの会員からのMLによれば、Cornus属の可能性もいわれています。いずれにしても初夏に開花する樹木なので的が絞られてきそうですね。


 笠さんより、昨日(18日)現地にて確認したところ間違いなくケンポナシと判明したとのことです。ほんとうにお疲れさまでした。
 これで一件落着と言いたいところですが、この木の「幹がシュロ縄で首吊り状態」となっており、食い込んだ縄を完全に除去することが出来なかったそうです。このように手遅れになるとそれより上部または先端部が枯死したり、強風を受けた際に折れてしまうことがあります。植栽した後の管理に疑問を残す一件でした。

幹に食い込んだシュロ縄


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