施工・管理

庭づくりのアドバイス・企画・設計(2)

 取引先の施工業者さん、個人のお客様から様々な相談をいただきます。当社では自ら庭を施工管理するだけでなく、このような場合は庭の基本的な計画・立案なども行い、3次元データ・仮想画像などを作成してお客様のご理解を深めていただくよう勤めています。


三次元データの活用

 ほとんどの庭園設計は、平面図と鳥瞰図的なデザイン図が主です。しかし平面図では一般のお客様にとって理解しづらく、実際の視線より上から眺めたような鳥瞰図的デザイン図では錯覚してしまい、トラブルの原因にもなります。次の図は周囲の建物を含め、実測に基づく位置関係と高さを考慮した3次元データより生成しています。デザイン図とは異なりこれには刻々と変化する日陰部分もデータ化されているので、植物を扱っている私たちにも利用価値のある存在となっています。どちらかといえば広い個人庭園、公共公園などに利用します。

基本計画

個人庭園でも骨格を成す樹木の配置をご理解していただくために制作することもあります。次の例ではメインツリーを除き樹木はすべて円柱表示して簡略化していますが、3次元データなので必要とする位置や視線から見たときの画像が得られます。

3Dの利用13Dの利用2


仮想画像データの活用

 さらにお客様にご理解を深めていただけるよう現状の画像を加工してご提案することもできます。次の例は細長く続く既存の園路からの眺めが単調にならないよう、またさりげない格子のフェンス(区切り)によって手前側にゆとりと落ち着きのある空間を作ることができます。そのことを説明する資料として制作しました。なお、追加したフェンスは別の業者がフェンス(写真F)を設置した際に、余っていた1枚を分割(A、B)して利用しています。これらは同じく経年変化しているので、違和感なく周囲に溶け込んでいます。

フェンス設置の仮想画像

そして実際に施工したときの写真はご覧の通りです。施工前のイメージ通りに仕上がりお客様にご満足いただきました。このように図面だけではご理解いただけない場合にも大変便利な方法となります。

フェンス設置の施工画像