生産苗畑

気候と土壌

 当社の生産苗畑は、北海道の胆振(いぶり)支庁館内にあり、苫小牧、千歳空港から車で30分、札幌から1時間のところにあります。気候的には厳寒少雪の帯広などの道東内陸部に似ていて冬の最低気温はマイナス25度以下になりますが、夏は比較的沿岸部に近いため気温が低く最高気温が25度を超えることは滅多になく、道内でも得意な気候といえるでしょう。

 したがって栽培可能な植物、特に地上部が越冬する樹木は制限を受けますが、積雪による被害が少なく、多雪地域のような冬囲いが必要ないと言った利点があります。そうした環境で栽培を続けるため、植物の耐寒性について意識せざるを得なく、国内外問わず寒さに強い種類を選抜し生産しています。

 土壌は樽前山の噴火により火山灰が堆積した酸性土で、水はけよく保水性に優れています。特に細根性のツツジなどの栽培に適し、移植苗の活着がよいことから先ほどの気候的短所を補うだけの利点があります。

耐寒性の指標

 当社では、積雪の有無、土壌凍結の状態、各地の年最低気温に基づくゾーンナンバーと各植物のハーディスナンバーを比較することにより耐寒性の優劣を判断しています。すべての環境下で保証するものではありませんのでご了承下さい。

ゾーン
ナンバー
年最低気温
(摂氏)
該当都市
(道内・多雪地帯)
該当都市
(道内・少雪地帯)
4
-28.9度以下
名寄、占冠 陸別、安平
5
-23.3度以下
旭川、北見、富良野 帯広、穂別
6a
-20.6度以下
岩見沢 釧路、鵡川
6b
-17.8度以下
札幌、網走、留萌 今金
7a
-15.0度以下
函館、稚内、余市 苫小牧、根室
7b
-12.2度以下
小樽、岩内、増毛 浦河
8a
-9.4度以下
  室蘭、松前
8b
-6.7度以下
  江差

耐寒性の指標地図